恋心の魔法



 生まれてはじめて異性ってモンを意識したのは、小6の時だった気がする。
 家に親戚のネーチャンが受験勉強のために来ていたときだ。シャワーを浴びようと洗面台の扉を開けたら、先に風呂に入ってたネーチャンが体を拭いてるところだった。
「ワッワリィ!!」
「あはは~やっともくん、ごめんねお姉さん先にお風呂いただいちゃった」
 慌てて扉を閉めるとネーチャンの間抜けな声。オレは心臓がばくばくいってるのを感じながら、なにも言えない。
 白い肌の起伏が目に焼き付いて異常に恥ずかしくて、どっか、奥のとこに嫌悪感があった。

 肩を壊して野球ができなくなったオレはグレはじめて、必然的に女子からは敬遠された。自転車はじめてからもポツポツ話せる女子が増えたぐらいで、告白だなんだっつーことには縁遠かった。
 女子から「好き」って言葉を聞いたのは、だれそれが好きなの?って聞かれたときぐらいだ。あれはろくなもんじゃなかった。いま思い出しても、ヘンな気分になる。


   ***
「荒北くんって、福富くんが好きなの?」


 放課後、日直の仕事をしぶしぶこなしているときに、不意にそう言われたンだ。
 図書委員の女子で、名前は……なんだったっけ。図書委員とばかり呼ばれていて、ソイツを名前で呼ぶやつは誰もいなかった。誰も本名を覚えていないぐらい、存在感が希薄なヤツだった。
 図書委員は水を入れ換えた花瓶を窓際に戻しながら、何気なくオレをうかがう。嫌悪感でも好奇心でもなく、単に思ったことを口に出しただけ、という素朴さがあった。

「いや、別にィ」
「そっかぁ」

 そんで会話は終わった。
 図書委員は物静かなタイプで、窓辺で黙って本を読んでるのが一番似合う優等生だ。時おり窓の外を見つめて目を伏せる様子が色っぽいと男子からは評判だったが、オレは大して興味もなかった。
 はじめて交わした会話がこれってのもおかしな話だ。今まで何度か近くの席にはなったってのに。

「……オレとフクちゃん、そんなにホモ臭く見えるぅ?」
「そうでもないよ」

 意味深な言葉に聞こえた。けど横顔を盗み見れば本当に『そうでもない』と思っているんだろうと気づいて――妙な話題に突っ込むのも面倒で、そこで本当に会話は終わった。

 突拍子のない言葉が正しかったと気づいたのは、それから一年後のインターハイだった。
 三年生になってはじめて立ったインターハイの大舞台。三日目の平坦、最後の引きで総北を引き離したオレは限界を迎えて減速した。
 オレのすぐ前を走っていたフクちゃんの背中がどんどんと離れていく。
 ――フクちゃん、オレァフクちゃんにだけは誉めてほしいんだ。
 そんなオレの心の声を察したように。

「ああ靖友、お前は最高の走りをしてくれた!!」

 フクちゃんはオレを振り向きもせずにそう言った。
 心が通じあった瞬間で、オレの三年間が――野球を断念し、荒れていた時間も引っくるめてすべてが報われた瞬間だった。
 それと同時にひどい胸の高鳴りを感じた。
 ずっとそばで見ていたいと思った背中。誰より早くゴールラインに送り出してやりたいと思った背中に惚れちまってたンだと、そのときやっと気づいた。
 オレの三年間は、あのリタイアの瞬間に確かに報われた。
 試合には負けたが、それは間違いない。だが同時に一生報われねぇ思いにまで気づいちまうとはマジで参った。
 なにしろ男だ。女だったらアプローチも告白もできたかもしれねぇが、相手は男でフクちゃんだ。チームメイトだ。なんにもできるわけがねぇ――フクちゃんの視線の先に誰がいるかなんてことも、オレはとっくのとうに知ってたんだから。


   ***


 フクちゃんの恋の成就をダチとして喜んで、大学変わって離れてみればいい感じにフクちゃんのことを忘れられそうだった。新しい自転車部も刺激になったし、チームメイトになった総北元主将の金城と走るのも面白かった。
 フクちゃんとは違う背中、新しいエースを引くのも悪くねェ。
 そんなとき、おなじ学科の男に誘われて無理矢理合コンに参加させられた。

「あ、お前もしかして……」
「おや、荒北くん」

 図書委員との二度目の会話はそんな間抜けな流れだった。
 おんなじ大学に入学していたらしい。全然知らなった。学校で話題になった覚えもするが、興味もなかったから忘れてた。
 、という名前だってのも、そのときはじめて知った。
 はスポーツ科学部に入ったらしい。高校時代、窓辺で本を読んでいたからは、トレーナーとしてスポーツマンをサポートするようなイメージがないから驚いた。
 安い居酒屋の隅っこで、盛り上がる集団から外れて二人でちびちび酒をのんだ。意気投合したというより、一人で飲んでると周りが絡んできてうるさいから、仕方なく話しているというのが正しい。お互いを虫除けのように使いながら、周囲の酔っぱらないに絡まれたくないって理由で話題をひねり出す。

が神奈川来てるとは思わなかったヨォ」
「元々実家がこっちなの。私だって荒北くんがこっち来てるとは思わなかった」
「そりゃソウダヨネ」
「荒北くん、こっちでも自転車やってるんだね」
「まぁなァ」

 お互いによく知らないから、話す話題には事欠かない。相手の話に興味があるかと言えばまた別だが、隣で盛り上がってる連中に合わせるのよりはよっぽどましだった。酒が入ったこともあってお互い舌が回り、表面上は変わらなくてもテンションが上がってるのがわかった。
 特にはフワフワしはじめてる。飲みすぎだよ。

「野獣荒北のゴール前の引きを、大学でもまたナマで見れるってわけね」
「よく知ってんなぁ」
「見てたもの。家の近くでレースやってたことがあって、ほら、箱根の、坂上がるやつ」
「あーヒルクライムの」
「そうそう」
「初レースん時かよ。恥ずかしいの見てんなよ」
「でも一位だったじゃない」
「あん時ガチガチだったんだよ、ああ見えて」

 へぇ、と赤らんだ瞳が興味深そうにまたたく。しまった、緊張してたなんて、オンナに言うこっちゃねえ。
 おとなしい性格なのかと思ってたが、話してみれば意外にアクティブなヤツらしい。運動が好き、スポーツが好き、だけど球技は苦手。他人と勝ち負けを競うのが嫌いだから、自分でやるなら一人で完結できるスポーツがいい。陸上とか、槍投げとか。

「実はロードバイクさ、昔買おうと思ったんだけど、間違えてマウンテンバイク買っちゃって」
「いやいやいやいやそれ間抜けすぎンだろォ。ちゃんと種類調べろって」
「友達にも言われたよ、それ」
「てか、自転車興味アンならマネージャーんならね? トレーナ―志望なんだろ」
「ん?」
「自転車ってパフォーマンスがタイムに直結すっカラァ、トレーニングの良し悪しがすぐでんだよ。色々試せるぜ」
「そうね、考えとく」

 酒の席でここまで口が回ることは珍しい。そもそもあんまり酒を飲まない。明日二日酔いになったらどうすっか。
 居酒屋の時間が過ぎ、二次会を経て、三次会を辞退して二人で道を歩く。こりゃ完全に「お持ち帰り」の構図に、周りからは見られただろうな。オレにはンな気はねえし、にもそんな気はねぇだろうけど。

「駅まで送ってくれてありがとう」
「いーよォ、オレんちこっから徒歩だし」
「おかげさまで助かりました。また、大学でもよろしく」
「んー」

 ペコリと一礼するは礼儀正しい。
 改札の向こうにが消え、ひとりになってため息をついた。唐揚げを食い過ぎたらしい。
 ゲップがのいるときに出なくてよかった。


   ***


「ねえ、さんとあのあとどうだった?」
「……んダヨその質問は」

 次の日大学で顔を会わせるなり、幹事のヤツが飛び付いてきた。好奇心バリバリの目だ。
 って誰だと思ってから、のことだと思い至る。また名前を忘れちまってた。

さんって数あわせで頼みこんで来てもらったから、二次会まで来たのが意外でさ。ずっと荒北くんと話してるし」
「あー」

 飲み足りなくて二次会もどうだと誘ったのはオレだ。
 どうしようかなぁとひっそり笑うを、思い返せば強引に誘っちまったかもしれない。

「あの子レズって聞いてたけど、やっぱり噂だけだったみたいだね。いやぁ~でもまさか荒北かぁ~」
「レズぅ?」
「そう聞いてたから、昨日どうだったのかと思ってさー」
「えーなにそれ、男避けなのかな」
「さあね。でもホントだったらもったいないよね~」

 横で話を聞いてた女が『え~』と、喜んでるのか落胆してんのかわかんねえ声が上がった。うるせえな。もったいないってなんだよ。
 オレを顔をしかめると、幹事はそんな顔しないでと肩をパンパン叩く。別に「女好きだったどうしよう」とか思ってたわけじゃねぇよ。
 その時後ろから声がかかった。だ。

「荒北くん」
「おー。どしたの」
「ハンカチ返しに来た。昨日はどうもありがとう」
「ああ、ケガ、ダイジョーブ?」
「おかげさまで」

 昨夜、ずっこけてひざを擦りむいたに、そう言えばポケットに突っ込んでたハンカチを貸したっけか。朝までに乾いてよかったよと、オレタチの会話を知らない図書委員はからからと笑う。

「なー。ってレズなのォ?」

 ハンカチを受け取りながら、素朴な疑問を口に出す。は一瞬きょとんとしたあと、ぱちぱちとまばたきをする。

「そうだよ」
「あっソウなんだ」

 本当に隠していないらしい。公言してるってンだから、そりゃそうか。

「なんか、昨日二次会まで誘っちゃってゴメンネェ。無理してた?」
「いいや? お酒は飲みたかったし、昨日はそこそこ楽しめた」

 へらりとした笑みは、高校の時には見たことがない。穏やかにひっそり笑っても、こういう人を食ったような微笑はイメージになかった。
 妙に、イヤなニオイがした。んん? と思って嗅ぎ直す頃には、感覚に訴えかけてくるニオイは失せている。
 ひょっとしたら、ぶしつけに聞いて怒らせたかな。

「まぁ大人数での飲み会は苦手かな」
「ん、わかったァ。オレ幹事はしねーと思うけど、一応頭に入れとくゥ」
「そうしてくれると助かるよ。結構無理に誘われること多いから」

 じゃあ私はそろそろ行くね、とが踵を返す。その背中に手を振った。


 レズ。なんだ、レズかぁ。あいつもオレとおんなじだったってわけか。そう思うと妙に親近感がわいた。
 いくつかおなじ授業を受けていると気づくと、隣の席を選んで座るようになった。
 別にベタベタ絡みに行く訳じゃねーけど、たまにメシを一緒に誘うこともあれば飲みに行くこともあるし、そこそこ仲のいいダチって感じだ。
 不意に妙なニオイが鼻先を掠めて気にはなった。けど、オレの鼻がのどんなトコロに反応してるかは判断できなかった。
 普段のは、水のニオイがする。山の奥、ごうごうと崖から流れる滝の、冷たいニオイだ。あるいはケムリかもしれない。ヤナギかもしれない。
 つかみどころがなくて、ふわふわしていて、呼べば来るけど呼ばなきゃ来ない。
 集団の端にひっそりしているのも一人で居るのも違和感がない。だが決して集団の真ん中には来ない。
 それが、大学で感じたの印象だった。

――――

「なあ、荒北はさんと付き合ってるのか」
「は? 別にちげーけど……金城、いきなりどしたの」
「ちょっと気になった」

 金城は緊張ぎみに眼鏡のズレを直した。
 は? なに? のことすきなわけ??
 聞くと「そうじゃない」と首を振る。

「気になっただけだ」
「いやお前が人の恋愛気にするタマかよぉ、好きなんだろアイツのこと」
「違うっていってるだろう」

 イヤに否定する。金城から片想いの甘酸っぱいニオイが発散されてる。
 語気をあらげる金城ははじめて見たかもしれねー。怒ンなよと茶化しながら、オレは「ヤベーなコレ」と頭を抱えた。
 は男に興味がなくて、そんなを金城は好き?
 ちょっと待てよ。オレはどっちを応援すればいいんだよ。
 説明しても付き合ってるって誤解は中々解けなくて、段々金城と気まずくなってきた。自転車にゃまだ影響ねえけどこのままじゃ時間の問題だ。
 どうにかしねえと。

って、男には興味ないのォ」
「は? なんだいやぶから棒に」
「いいから」
「なに、私の恋愛話に興味あるの」

 は台所で麦茶を入れながら、茶化して笑った。はじめてくるのアパートは整然としていて生活感がない。几帳面なところが金城と似ていて、二人が付き合えば結構いい組み合わせになるンじゃねーかと思う。

「スポーツマンとしての男には興味あるけど、恋愛したいかって言ったら欠片もないね。男だって、男と恋愛したくないだろ」
「そんなもんかね」

 オレは女より男の方がいい。

「男の体は固いしさ~、なんてーの、女の子の方が抱き心地いいでしょう? 柔らかくて」
「ソッカァ」

 むしろその柔らかそうな感じが気持ちワリーんだけどなオレには。
 心のなかで受け答えしつつ、ちゃぶ台に運ばれた麦茶を受け取る。上等なインスタントは結構うまい。

「荒北くんは金城くんが好きなんでしょう。男と女で違うから、あんまり参考になることは言えないよ」
「は」

 お茶請けに手を伸ばしながら、なんてこともないようには言う。
 こいつ、今なんて言った?
 なんだって? 誰が誰を?
「いや、ンなワケねーだろ……」

 声が震えそうになって、腹筋に力が入った。視線がそれて、麦茶に視線が入り込む。
 フクちゃんが好きなのかって聞かれたときは、自覚してなかったから普通に返せた。けど、今は――。
 は目をぱちぱちと瞬かせて、オレを見つめた。食べようとしていたごちそうを取り上げられたみたいな、失望の表情はどういう意味なんだ。
 また、イヤなニオイが微かに漂った。そしてすぐに消える。

「ごめんね。言うべき言葉じゃなかったな。私はいつも、言うべきじゃない言葉を言ってばっかりだ」
「だから、ちげーって!」

 思わず語気が荒くなる。は弱ったように眉をひそめ、オレを見つめる。

「オレと金城は男同士だし、チームメイトだし」
「うん」
「そんなんじゃねえって……」
「うん」
「違うんだって」
「うん」

 なんでそんな優しそうな声で、子供を慰めるみたいな目でオレを見るんだ。そんな目で見んなよ。違う。フクちゃんはともかく、金城は――別に――。

「チゲーんだよ」
「うん、違うね」

 不意に、が腰をあげた。オレのとなりまで移動して、ためらったあとオレの頭を撫でた。

「っ、撫でんなよ」
「荒北くん、もちっと肩の力抜いたらぁ。かっこつけても誰も見てないよ」

 振り払おうとした手を押さえ込まれ、頭を抱き寄せられる。膝立ちになったの胸に、ぽすんと頭がおさまる。柔らかい熱が伝わってきて、どうすればいいのかわからない。
女、女ってやつは苦手だ。やわこくてあったかくて、それがミョーに気持ち悪い。けど冷えた身体はぬくもりの心地よさに力が抜ける。
大事な日の朝、起きなきゃなんねーのわかってるのに布団から出れねえ時みたいな、そんな感じ。

「……ナニすんのォ、、いきなり」
「ホシ」
「あぁ……?」
「ホシ、分けてあげてる。幼馴染みがね、私が泣いてると、よくこうしてホシを分けてくれてたんだよね。そいつは運がいいヤツで、私は『運が悪くて』失恋ばっかりで」

 話を聞きながら、その幼馴染みは待宮みてーなこと言うヤツだとぼんやり思った。

「子供じゃねーんだぞ、オレはァ……」
「はいはい」
「話聞けよ」
「聞いてるよ」

 ガキをあやすみてーに背中をポンポン撫でられるのがものすげーシャクだ。なりに気を使ってンだろうけど、男にゃ屈辱なだけだった。
 くそ、泣きたくなってきた。泣かねーけど。
 顔が胸に埋まってるから、いやでものニオイを強く感じる。涼しげな水の匂い。
 のニオイはいつでも落ち着いている。強い感情をにじませることもなく、かといって気づかないレベルでもなく、ただ静かにそこに在る。
 それなのに、ごくまれにはほんの一瞬イヤなニオイをまとう。

 ――マネージャーの話だけど、すでに女の子が居るんだっけ?
 ――ウン、そだヨォ。
 ――じゃあやめとくよ。
 ――あぁ?
 ――女の子居たら好きになっちゃうからさ。こう見えてほれっぽいんだ。

 笑いながらの断り文句はどこまで本気だったのかわからない。ただはそういう言葉でわざと他人を遠ざける節があるのは間違いない。
 わざと独りを選んで、周りの言葉を柳のように受け流して静かに窓辺の席に佇んでんだ。
 それを寂しく見えるか強く見えるかどうかは見るヤツの価値観による。腐っているようにも見えるし、独りをエンジョイしているようにも見える。
 だが、こういうときのはいつもイヤなニオイだ。

「金城くんはいいやつだからなぁ、わかるよ。うん」
「……ッセ」
「金城くんなら受け止めてくれるよ、大丈夫、きっと。うん」
「もう黙れよ、金城はお前に惚れてンだよ……」
「金城くんが?」

 驚いたようにが声をあげる。頭を抱き締める手を緩め、腕のなかのオレを見つめた。
 しまったバラしちまった、と思ったのは言っちまったあとで、もう取り返しはしないんだろう。ばつが悪くて、オレの顔を見ようとするから目をそらした。
 肩に手を置いて、背中に回った腕を引き剥がす。

 はゆるりと笑って、オレを見ていた。の目が昔から苦手だった。その理由がわかった。
 見てネェんだ、目の前のモンを。全部額縁のなかに突っ込んで、自分のことも含めて他人事だと思ってるような目。大切なダチがいつ目の前を去ってもいいよう、心の準備をいつでもしているような――そういう、喪中のような目だ。
 そしてコイツがその覚悟をし直す瞬間、イヤなニオイが漂うんだ。

「金城くんが私を好きってのは、誤解だなぁ」
「なんでお前にンなこと言えんだよ、つーかオレもう帰る……」
「かなり確信を持って言えるよ。私実は魔法使えるから」

 立ち上がろうとしたら手のひらを掴まれ、ぐっと強く握られる。力強く唇が弧を描き、自信満々の笑みになる。

「きみの恋は成就する」

 はいつでも他人に去られることを覚悟してるんだろう。だからこそ他人の恋路には人一倍敏感なのかもしれねーな。
 オレと金城がもうくっついたみたいな顔して、心底嬉しそうに歯を見せていた。





2015/10/06:久遠晶